醍醐寺 <2007年の桜>



醍醐の桜。3/31、初訪問。

秀吉の「醍醐の桜」で知られる醍醐寺。
これは下醍醐。
上醍醐へは、山道をトレッキングすること約1時間。いつか行きたい。


[総本山 醍醐寺]公式HP http://www.daigoji.or.jp/
 京都市伏見区醍醐東大路町22
 075-571-0002
 三宝院、伽藍、霊宝院、各600円。共通券2枚1000円、3枚151500。
 3月〜12月第1日曜日/9:00〜17:00、12月第1日曜日の翌日〜2月末/9:00〜16:00


2007年3月31日。


地下鉄醍醐駅から徒歩10分。
結構な勾配でわりとハード。

住宅街をつっきるバイパス路?を通り、
旧奈良街道を越え、
そして正門に到着。
まずは霊宝院。

30日に「樹齢180年の枝垂れ桜が見頃」
と、ネットニュースにも流れた噂の。

これは入ってすぐのん。
これがそれ。
老樹、満開。

でも手前のつぼみはまだかたい。


(大きな写真を見る)


朝10時前の早い時間なのに、
すでにすごい人です。
京都新聞によると。

高さ9m、幹回り3.1m、
葉張り東西24m・南北20m。

だそう。

測るの大変だったろう。
見返しにも見事な枝垂れが二本。 花のシャワー。 しかしやはり見事だな。

2001年秋の改装以降、
よく見えるようになり知名度急上昇だそう。


実は霊宝院の中の窓からが
ベストビュー。
館内撮影禁止が残念。



お次は三宝院へ。
サンボウイン。と読みます。
特別史跡、特別名勝。
入ってすぐのとこ。
ちっちゃい枝垂れ。
かわいい。
メインはこっち。
これまた見事。
元々知られてるのはこっち。
見事。見事見事見事。

すばらしいお寺でした三宝院。
国宝の表書院、重文の純浄観が出色。


「桃山時代を代表する建造物」
の評はまさしく正しい。

人のいないときに再訪希望。
そして撮影御許可切望……。


お次は伽藍へ。 ……へ、行く途中。
なんだかすごい迫力なものが!
なんだなんだ。
なんかすごいぞなんだこれは。


国宝・唐門、桃山時代。

三宝院の勅使門だって。
そんで御紋があるのかね。
ぼんぼりがのどか。
ぜーーんぶに「金鳥の渦巻」
と書いてあるのが妙にツボった。
清瀧宮本殿。
だったかな。
見返し。
森閑としている。
清瀧宮拝殿。 そして五重塔。

こーれーが、すごかった。
掛け値なしにすごい。
なんなんだこの迫力。

いやー、びっくり。
無知ですみませんでした。


国宝です。
公式サイトの写真を見ただけですが、
初層の壁画もすごいです。


でも看板がとても年季物です。

(大きな画像で読んでみる)
951年(天歴5年)竣工。

一度も焼失してないので、
まんま平安時代の建立です。


こういうのを見ると、
「文化財」つーのがほんとに
かけがえのない「財産」だと
いうのが痛感される。
そしてそれが誰のものでも
いつの時代のものでもないことも。

どうぞ残りつづけてください。なむなむ。


(大きな写真を見る)


フォルム、バランス、重厚感、
それからディテール。

要するに総合してってことですか。
ありがたやありがたや。 金堂脇の回廊から見る桜。 「うわ、かわいい!」

びっくりするくらい整った姿の桜ちゃん。
こんなかわいい子見たことない。
メロリン。

(大きな写真を見る)

帰路、11時頃の三宝院前。

ひ、ひとが……。
すごいことになつている……。


2007/1祇園、平野神社
御所



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