祇園の中ほど、切り通しをいづうを過ぎて西に折れたところにあるやや大きな町家構えの和菓子屋さん。
1818年創業。祇園豆平糖ができたのは明治に入ってから、三代目のときだそう。
というか「しもさと」さんでしょうか、「しもざと」さんでしょうか、それとも「したさ(ざ)と」さんなのでしょうか・・・?
今度行ったらお訊ねしましょう。
次は「大つゝ」「あめ湯」、そして「すはま」!
店頭で出してくださったすはまが、それはそれは目が覚めるほど美味しかったので。
[するがや祇園下里]京都市東山区祇園末吉町80番地
075-561-1960
9:00〜20:00/無休
2006年5月。
そして思うこと。 これ、舞妓さんや芸妓さんのおやつとして考案されたそうな。 これしかり、豆板しかり、すはましかり、花街で続いているお菓子というのは、どれも甘くて濃いですね。 花街の仕事がとても重くて疲れるもので、そして働く人が若い(あるいは幼い)女性たちだということの因果関係をそこに見ようとするのは穿ちすぎでしょうか? |
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外観。 | 看板商品(だと思う)の豆平糖。 香ばしく煎った大豆と、生姜のきいた飴。思いがけず(すみません)すごく美味しくてぼりぼりと食べてしまってびっくり。 |
爪楊枝でサイズ比較。 1本くらいぺろりです。 飴って普段は決して噛まずに舐める方なんですが、これはがりがりとかみ砕いてしまいました。あら不思議。 |
でも、仕事の合間に、あるいは仕事を終えて、たとえばこの豆平糖をつまみたくなる心身の状態を想像すると、「大変なんだなー」って、やっぱりどうしても思ってしまう。 ていうかこれ食べる度にそう思いました。 |
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すはま! 1袋840円。多分100gくらい入。 きなこ感濃厚で美味。 こちらのはソフトめですね。 好きなタイプです。 |
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