手打ち蕎麦 かね井



西陣の蕎麦屋さん。
数年前の開店後すぐに話題を集めて、人気はうなぎのぼり。
最初は「町家を改装した蕎麦屋さん」だったのが、すぐに「新進気鋭の実力店」になった記憶が。
2005年の夏にやっとこさ初めて挑戦しましたとさ。
ざるそば850円、荒挽きそば1000円。だったかな。


手打ち蕎麦 かね井
京都市北区紫野東藤ノ森町11-1(鞍馬口智恵光院南東角)
075-441-8283
11:30〜14:30、17:00〜19:00(売切閉店) 月曜定休(祝日の場合は営業、翌日休)


2006年5月追加。

鞍馬口智恵光院。
11:00茶洛、11:30かね井。
それぞれ開店狙いコースで行きました。同じ鞍馬口通りで、歩いても3分もないご近所どうしですから。
このへんは道の表示が少なくて慣れてないと(慣れてても?)わかりにくい。この表示はたぶんかね井さんがなさってますね。心配りが嬉しい。 開店までまだ20分以上あるので、待つ間にお店の周りを探索。
軒下になにやら伝統っぽいものが。
なにかしらん?
茅の輪?





そしてこのクリップは?(笑) 住所表記が古いですな。
仁丹のロゴが・・・。
地窓のしつらえ。 鉢物に手水バケツ。


鉢物に防火バケツ。
いいなあ。いいお店だなあ。
まだ準備中なので。 やっとこ開店。奥に坪庭。一番手だったので、濡れ縁前の気持ちの良い席に座れました。(でもツレはすごく蚊にかまれたそう。可哀想に) まずはお茶と蕎麦煎餅でお待ち下さい。と。これがパリッパリで香ばしくて美味しい!

待ち時間が長いので、ゆっくりちびちび食べて、それでも間がもたない(笑)。あまり空腹のときに行くのはおすすめしませんね。


しかし待つ甲斐あり。
くそう、美味しい。
塩もいいし、たれもいいし。
しかしなんせ蕎麦が美味しい。
わさびと鮫皮おろし。
このおろしもニクイですな。
蕎麦湯。

ああ。と、思わず嘆声。
わざわざ作っておられる蕎麦湯。
もはやこれが美味しくないわけがない。
寒い冬の日の朝や夜や昼や夕方に、両手でくるんでこれをすすればどんなに幸せだろうって感じの。何よりのごちそうとして充分成り立つ、大好きな蕎麦湯。
出てから振り返ると、
のれんと看板がかかっていました。



ご馳走様でした。






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