越畑フレンドパーク まつばら (koshi-hata friendpark MATSUBARA)



蕎麦はやっぱり水なんですね(しみじみ)。
なんかすごい、すごかったです。
右京区越畑の村起こし的企画で始められたお店ですが、そんなんもうどうでもいい。ってくらい美味しかった。
そして蕎麦のむずかしさを再認識。切ない食べ物だ蕎麦。


京都市右京嵯峨越畑鍋浦109-1
0771-44-2700
(12〜3月末)11:00〜16:00、(4〜11月末)11:00〜15:00/火曜定休
土日は予約不可


2007/4/15



高雄からさらに奥へ。
北山杉の里をさらに奥へ。
絶対迷った間違ったと思った。

んが。



あった!

あったではないですか。
こんな山間にぽつねんと蕎麦屋さんが。
周りは畑と山。 こんな風景の中に。
なのにすごい繁盛っぷりで、
なんと2組待ちでございます。

雑誌とかに載ってるからかなあ。
もちろん昼間のみ。 お席に通され、
こんな風景を眺めながら
お蕎麦を待ちます。



蕎麦チップスと蕎麦茶で待ちます。
お蕎麦をいただくとき。
最初にひと口ふた口をそのまま食べて、
後はつゆとかわさびとか薬味とかで
いただくことが多いのですが。

このお蕎麦は、
何かつけるのがもったいなかった。

雑味が一切なくて、
でもちゃんと粉の風味がふわんとして、
とにかくとてつもなくクリア。
純粋に蕎麦の味。

お塩をもらってわさび塩もしてみましたが、
結局最後は何もつけずに完食。

こんなん初めて。
きましたざるそば並890円。

おいしかった。
まぎれもなくおいしかった。

でもこれが「水の力」だとしたら難しい。
以前、あるとても評判のお蕎麦屋さんで、
ぷうんと変な臭みを感じて
がっかりしたことがありました。

それからでしょう。
「蕎麦は水」と思うようになったのは。

こねる水はこだわれても、
茹で水、しめ水まではなかなか
変えられないだろうし。
それが「地の水」の強みなら、
この店はとんでもなく貴重。
同時に、もしあの蕎麦をここで打って
茹でたらどうなんだろうかなーとかも思う。
それもこれもひっくるめての味だとは
思うんだけれども。



そば湯。

ゆで湯にそば粉を足して
それ用に作った
滋味のそば湯。

至福。
そばプリン370円。

そば粉が入っているそう。
もっちりした食感で、
プリンとブラマンジェの中間な感じ。
2007/4/15
自然との一体感、開放感が出色。
とても心地好い空間でした。
軒先にこんなものが吊られていました。

ゆべしなんですって!
ここの名産として販売もしておられます。
出る頃には7〜8組み待ち。
村おこしとしたら、
大いに成功しているでしょう。

どうせなら物販とか
もっとやったらいいのに。
と、つい欲が出る都市生活者。
近隣、ソフトバンク携帯圏外でした。

地図はしっかりご準備を。






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