Similan Dive cruise(シミラン諸島ダイブクルーズ/タイ) B



3日目。1本目はケンゴさんも初めて(!)というレイアウトアポイント「Elephant pinaclle」へ。
スティーブ自身まだ3回しか潜ったことがなく、"The lost temple"という謎のセカンドネームが。
「とても美しいダイブサイト」というふれこみですが、根のトップが−15、下の砂地が−33つうのはなんぼ1本目とはいえちょっといかがなものかと。
なんて言いながらエントリー。
さてさて。

当然ながらポイントマップごじゃりません。前夜「これからマップ描かないと」と愚痴っていたスティーブの案の定の迷作。ツボおさえてるなあもう(笑)。 地形がおもしろい。
渓谷、トンネル、ケーブ。
深いだけに、秘境感満々。

これは外人好みだなあ。
ケンゴさんは「プロが楽しいポイント。ファンダイブにはちょっと」とおっしゃってたけど私はちょっと違う印象。

「海にスリルと冒険を求める人にはたまらんポイントでしょう」

って感じ。
日本人は多分に「きれい」とか「癒し」を海に求めるけれど、「海中探検」にあこがれる人に、たとえばイーストオブエデンは平和すぎるのです。乱歩の「パノラマ島奇談」に描かれたような「おぞましくも美しい」ものを求める人には。ってこと。どうかな。
にしても流れ強い!
エアーがみるみる流されてる。

しかも潮が複雑だし、
わりと難易度高いでしょうここは。
ていうかシミランは相対的に潮が難しかったなあ。上げたり下げたり、逆向したりで、変化が激しい。部分的にうねったりとか。

初心者には一番きついパターンじゃないでしょうか。ていうかサーモは私がいや! 寒い!





イソギンチャクめくれあがってます。
この紫のは裏側。なかなか見れないからある意味貴重?(笑)
わたし的定番アングル。
安全停止中の船見上げ。
やっぱ好きだわー、この感じ。
ストロボの当たってるとこの、この色がほんとなんだそうな。
ニモの映像なんかこれよね。
でもだからシツコイけど私らが肉眼で見てるのはこっちの色なわけよ。
Eliphant Head Rock
タテキンことタテジマキンチャクダイ。
成魚はいっぱいいる。
けど幼魚をあまり見ない。
どこで育ってるんですかタテキンちゃん・・・。
ここも地形がダイナミック。
岩がでかいー。
断崖絶壁にコーラル&コーラル。
風景が大きい。広い。
「外洋」の迫力を感じる眺め。
地形派のわたくしにはこういうところがとてもそそるのですよ。
えーっと。 なんだったかな。 調べないとな・・・。 この写真、90度回転してるかも。
上下左右のあいまいさが、でもだからシツコイけど無重力下に独特の感覚だと思うのです。
ワヌケヤッコ? ・・・・・・・?

多分クジャクベラを撮りたかったんだと思う。
無理無理無理。でも意思はくんであげよう。
ってことで、完全失敗写真を記念掲載。
ぷっかりぷかぷか。

「癒しのスミラン」とはケンゴさんが何度かおっしゃったフレーズ。
スミラン=大物 だと思っていたので
へえぇ!と目ウロコでしたよ実は。
インディアンバガボンドバタフライフィッシュ。固有種ね。
バガボンドつまり風来坊ってことで。
理由は不明。
こっちが普通の。
尾ビレんとこの黒の量がちがう。
手前ロウニンアジ。
奥・・・もロウニン?
地質がそうなのね。
島はわりとこんな感じ。
かわいい。


   +++お世話になりました+++
   旅行会社:クラブアズール
   宿泊先 :アンダブリリゾート様(カオラック)
         サラタイリゾート様(プーケット、パトン)
   クルーズ:サウスサイアムダイバーズ

   日程:2006年2月13〜20日




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