京のつくね家(kyou no tsukuneya)



鶏料理名門「八起庵(はちきあん)」のカジュアル版として1998年にオープンした鶏料理店。
カジュアル版といいつつ、親子丼1360円、鴨なんば1570円……。
でも、お昼のすき焼きが5040円、夜の水炊き8900円の八起庵を基準にすればとても敷居が低くて、たしかにありがたい。

親子丼で有名ですが、個人的には断然鴨なんばにメロリン。
プラス310円で白ごはんから変更できる「卵かけごはん」も無二だ。

つくね揚げ定食は平日のみかな?



[京のつくね家] 公式HP http://add.ubag.jp/kyono-tsukuneya/
京都市左京区東丸太町8-3
075-761-2245
11:30〜14:30、17:00〜21:00/月曜定休(祝祭日の場合は営業、翌火曜休)


2007年3月21日。


外観。

丸太町川端の東1筋目を北に入ったとこ。
川端丸太町、京阪丸太町駅前。
堂々たる店構えのこちら「八起庵」の、
ちょうど裏側にあたるわけです。
3月21日のメニウ。

親子丼が真ん中です。
メディアでももっぱらそれがウリですが。



このノボリを見逃しては
いけないと思うのね、うん。
鴨なんば1570円。
ほんとは白ごはんつき。

プラス310円で卵かけごはんにできます。
鴨なんばは、うどんです。

いわゆる細うどん。柔らかめ。
おだしは味がしっかり濃くて関西ぽくない!
葱は2種類。白葱の細輪切りと、
九条葱ぽい青葱のザク切りがダブルで。
葱思い切りたっぷりなんだけど、これ実は見事に最後まで同じたっぷりさ加減で食べられる分量で、「お見事」。

山椒は相当しっかりパンチ。
お店出てしばらくの間、
まだちょっと痺れてたくらいだから。
(まさか中国山椒ではないよなあ?)
うどん自体は普通だし、
というか普通に食べたら柔らかさを頼りなく感じるかも、くらいだし、
おだしは(私には)濃すぎるし、
葱のモリモリ感も上品とは言い難いし、
メインのはずの鴨はそれほど多くないし、
山椒のインパクトは強烈だし、
ひとつひとつを考えると
かなりイレギュラー。

けど、1杯の鴨なんばとして、
たしかにこれしかない。
し、他にない。

つまりは全体としての完成度が全てなのだと教えてくれたサプライズ鴨なんば。

「傑作」の看板に偽りはないと思う。



説明するより写真が雄弁。

本店の表にも看板の出ている
「地鶏」の卵。

ちなみに本店では卵ごはん420円。
ちょっと嬉しい感じ。
2007/3/21
親子丼1360円。

しかし記憶よりはるかにおいしかった!

そしてこれはお上品に
ちょびちょび食べるのではなくて、
まず生卵をガガガガーとかき混ぜて
ガツガツ食べるべきもののようです。

値段に惑わされてはいけない。
丼は大衆食なのだ。


と、いうことで、
個人評価いきなりアップ。

人を連れて行きたいお店にランクイン。

わーい。






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