バンコク@ 〜ジム・トンプソンの家〜   


│@ジム・トンプソンの家│Aチャオ・プラヤーとワット・ポーBカムティエン夫人の家とお土産






「目立つ特徴はないが、
設備の整った居心地のいいホテル」

『地球の歩き方』にはそう紹介されてるけど、ホットシャワーが思い切り使えてバスタブまであって手足の伸ばせるベッドがあって机があって一人になれて自分の時間が確保できるということは、とても凄いことです。
得難いものがあります。

でも日本から直接行ってたら
「目立つ特徴はない」と、
私も思ったんだろうなー。
ホテルトラベルで予約した
スクムビットのマンハッタンホテル。
34ドル朝食付き。

ナーナーとアソークの中間北側。
415号室。

バスタブつきシャワー。
水洗トイレ。
映ってないけど、洗面と鏡。
BTSでサヤームへ。

通りすがりの食堂で腹ごなし。
センミー・ナーム。
春雨の汁あり。
つみれが入ってます。

さも慣れた風に(バレバレ?)
当てずっぽうで50渡したら25リターン。
25バーツでしたか。うむ。


ジム・トンプソンの家。
日本語ガイドつき100バーツ。
出発前に話した友人が、「絶対好き。
解体して持って帰りたくなる」
と、予言(?)した通り、
ど真ん中直球の見事な空間でした。
超ご明察!
生誕100周年記念でイベント開催中。 1階。
高床式住居の、本来は床下にあたる部分。
大理石を敷いて床を作ることで
半戸外の空間に変化させている。
天井の低さにホールドされるので
とても落ち着けるし。

単に古民家を移築して拡張しただけでない生かし方が、西欧建築家ならではの発想。
民族学者でも骨董趣味者でもない視点。

うまいなー。


メインの居間。
左右の窓は、開口をふさぎつつ
窓枠は生かし、飾り棚に転用している。

って写真撮れてないし…。
エントランスの階段ホール。
大理石の市松。

おもしろい。
使ってるものはタイやアジアのものが中心だけど、
根本的なところが完全に「洋」。

間取りとか、空間の意味づけとか、生活シーンの設定とか。

要は「自分が住む家」として建てたってので全部言い尽くせるんだろうけど、暮らしの空間として「ジム・トンプソン用」なんだろうな。

「タイ」が完全に呑み込まれてるのか、融合・変容した結果なのか、わたしの目には判別できないけど。


外はべんがら。

外構の植物も重要なのね。

色とか、かたちとか。

展示物に糸つむぎ車を発見。

パキのおうちでこれの電動タイプが
普通に使われてるのを見た後だから、
やっぱりつい注目してしまうね。
風土が建築を生み、
建築の空間は生活と文化を育む。

気候と光と植物と……後とは土と水かな。

北部を含めタイ各地の6つの民家を集めて1軒の住居として再構築したのがこの家だけれど、それがやっぱりこの地域に配されていることの意味は大きい。

完成したのが、1959年という、
近代と現代の境目だったことも、多分。
阿吽ではないんだけど、
舌の位置が左右で違ってて、
どうもそれは規則的らしい。
まったり見学して小腹がすいたので、
路上のポップコーンを購入。
1袋10バーツ。
塩味と砂糖味から選べます。
これは塩味。
でもひとつの機械で順番に作ってるからか
そこはかとなく甘味があって
かえってよい感じ。うまうま。
BTSアソーク駅陸橋から東を望む。

シェラトン・グランデ・スパの帰りに。

ハーブのぼんぼん&ボディーアロママッサージで95分3770バーツ。
結構なお値段だけど、技術も設備も
サービスも申し分なくて満足の内容。

ジャグジー、サウナ、シャワーが使えて、
アメニティーも充実。
40分しかなかったので
シャワーとジャグジーだけにしたけど、
もっと早めに来たらたっぷりくつろげそう。


2≫




kyoto index