平安神宮 神苑 紅枝垂(heian-jingu)



平安神宮。 神苑の紅枝垂。

神苑。池泉回遊式庭園。明治28年建立。大正15年にはほぼ今の形になったと思われる。
七代目小川治兵衛。無隣庵は見る庭ぽいけど、こっちは散策する庭。
いずれにせよ、この人のお庭は非常に京都的に映る。ので、評価の善し悪しは個人差が大きいかと。
庭好きに。

紅枝垂。噂に名高い紅枝垂。
8日の初訪時は二、三分咲きで、カルチャーショック的特異な美しさを放っていたが、
満開のこの日は凡庸な花の美しさ。二度目だからか、満開だからか。
前回の凄艶な爛熟感はなんだったんだろう。 天候の影響? 曇天の蕾と、快晴の見頃の花。
多分、明るすぎるし、健全すぎる。華やかなだけの桜なら、他にある。難しいなあ。


8:30〜17:30(11〜2月は16:30まで、9・10月および3月1〜14日は17:00まで)/無休
神苑600円(境内自由)

                                                  2005年4月15日訪。

正面入口、応天門。
とりあえずでかい。
入口へ。 受付(入口)。
はっぴのおっちゃんがもぎり。
ここは南神苑。
入口を潜るといきなり紅枝垂。
おもわず嘆声の瞬間。




この下の細い道を抜けていく。
狭いのがええねんな、多分。
降るような花です。 池越しに見るのもよい。
水面に映る鏡像が、
これはさすがに晴天ならでは。
紅枝垂は八重。
花は重く、花季が長い。
ほんで蕾の色が濃い。




こういう絵は、やはりここならでは。
洗朱とこぼれた花の
取り合わせはかなり無敵。
あ、ちょっと蕾が。 桜!・・・な風景より、
桜と○○の方が好きかも。
とはいえ、これは圧巻。
おー。




おおーー。 おおおーー。 お腹いっぱいになった頃、
周回する道になる。
さすが植次。
小川のところどころに看板。
つまり魚や貝がいるわけ?
どれどれ・・・と、思わず凝視。




中神苑、蒼龍池。たぶん。
湖面に蓮の葉がたくさん。
蓮の季節も綺麗そう。
同じく、臥龍橋。
飛び石を渡ってもよい。
さらに回って、東神苑、栖鳳池へ。
枝垂の棚越しに尚美館が。
再び嘆声。
だってみんなここを見に来てる。
橋殿。




橋殿から尚美館を望む。
わーー。
同左。すごーい。
でも正直な感想としては、
南神苑より普通だと思った。
というか、この二条城的建築が
健全かつ力強すぎる。
数奇屋の斬新を再認識。
左写真の、写真向かって左の木。
園内随一の立派な木。
花の滝。すごい。
お花。
しつこく蕾を狙ったが無理。
残念。




出口。ごちそうさまでしたー。
というか、なんかここだけ
情緒の毛色がちがう。
出て左を見るとこんな眺めが。
こういうのも含めての、
「平安神宮の桜」かと。
大極殿。
おまいりはこちらから。
奥に本殿が。
京近美の前の大鳥居。
ほんとにでかい。
当然のようにフレームアウト。




鳥居に向かう途中に
京都府立図書館が。
建物がよい。京都関係の本充実。
京都国立近代美術館。
ロビー快適。売店充実。
トイレ休憩好適場。垂直反省。
同左、カフェ。
疎水に面して、なかなか快適。
中禁煙、テラスOK。
向かいの京都市立美術館。
建物がよい。
・・・・けど木でほとんどわからん。




京の桜 2005年
大阪造幣局 桜の通り抜け


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