道後・松山A 〜石手寺魔界〜


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第五十一番札所、「名刹」と言われる有名なお寺ながら、我らの狙いはちょっと違う。
お嬢さんはみうらじゅんの本で、私は都築響一の「珍日本紀行」でそれぞれ予習。
そして我々的石手寺へ向かう。


2006年5月3日




門前の食堂。
すでに何かが違う。
つかアヤシイ。
境内をほとんど素通りして、
裏手にあるマントラ洞窟に直行。
いやがる人を連行するようにして中へ。
真っ暗。かろうじて程度の明かりでなんとか進めるけれど・・・。 手すりかと思いきや、実は全部お地蔵さん。そして頭には手編みか手縫いか、ともあれ手作りのお帽子が必ず。
だからこわいってば。





「なんじゃこりゃ〜」と言いつつ抜けた先にさらにトンデモな世界が。
石手幼稚園から右上に登る道沿いに続く絵板の数々。あまりに朽ち果てすぎでいっそわざとではないかと思うほど。
だからアレは何だったんだ一体・・・・。
坂道を下って帰る途中、行きに見かけて気になっていたここに寄ることに。

毛利なんとかさんのつくった羅漢さんでいっぱいの建造物です。
見るからにヘン。
でも中はもっとヘン。
ヘンていうかほんとに怖かった。
写真撮れないほど怖かった。
ぞーっとして出てきて、とりあえず外側の記録写真を。





こんなのや。 こんなのや。 マントラ洞窟の出口。
というか外側の入り口。
しかしなんですな。あの羅漢界から帰ってくると、このマントラ洞窟がまだしも普通に見えるからすごい。
そしてそんな石手寺魔界を見た後では、この一休さんの案内板までもがそらおそろしく見えるから不思議です。
「だって目が白い!」とはお嬢さん談。





普通に敬虔な信仰の対象となっているお寺なんですけど。 みんな純粋にお参りされてるんですけど。 ・・・・でもここを訪れる皆さんはこの異様さに違和感を覚えたりしないのでしょうか? こんなにあきらかに異質なのに? ちなみにこちらが石手寺さまの御サイト。


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