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パキスタンA 〜ペシャワール〜   2007/2/10、18更新


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二日目と三日目に、旧市街におでかけしました。
バザールと博物館。それと中華料理店も。





旧市街の街路。 ペルシャ様式の古い窓。
木製。
「上げ下げして、開け閉てする」
聞いてたけど、
どうやら実際には
複数枚からなる横板を
一枚ずつ取り外して使うもよう。
仕組みとしてとても原始的だな。



結構あちこちに残ってる。

人通りの多い街路に面してるからか、
ほとんど閉まってたけど。
塗装が本来か、そうでないかは不明。 人通りは多いけどほとんど男性。

買い物は基本的に男性がします。
アパレル関係のお店では女性もちらほら見かけたけれど、
圧倒的に少なかった。



自転車、荷車、馬車も
ちょくちょく通ります。
外国人とカメラは注目の的。


大沢たかおの「深夜特急」の撮影なんか
ものすんごい目立っただろうな。
しかしあれです。
結局この町では一度も
「外国人」を見ませんでしたよ!
いくら現地の服を着ていても。
ベールでごっそり隠していても。
そこはかとなく違和感ありまくりの私たちは、まちがいなく相〜当に!
異物だったことでせう。
ペシャワール博物館。
ガンダーラ仏のいいのを
たくさん持ってます。
文化・生活用品も多々。
抜群におもしろかった。


ギリシャに寄ったり中国に寄ったりインド系だったり、ガンダーラってほんと大陸の「中央地点の文化」なんですな(しみじみ)。

厳選作品を抽出した
写真集や特別展とちがって
こうして数多くを一気に見ると、
その振り幅の広さとか、偏りすぎた作品とか、過渡期のものとかが、全体の広がりを感じさせてくれて興味深い。


ギリシャから日本まで、
ほんとにつながってるんだもんなー。



リキシャーと交渉中の男性。
中華料理店「HONG KONG」。

けっこう繁盛してます。
でも!
手前のこれが「海老芙蓉」って
それはちょっといくらなんでも殺生なんじゃないでしょうか!

奥は野菜炒め。

ちなみに豆腐はないので
チーズで代用します。

といっても、いわゆるプロセスチーズみたいな味ではなくて、
塩味も発酵味ももっと淡白な、
そうそう、イタリアのモッツァレラ(水に浸ったやつ)に似た。
繊維っぽい感じ。
わりかしいい線いってます。

つまり、問題は素材ではなくて、
何を入れるかと味付け。
つまり、もっと根本的。
27日14時19分。

バザールのスイーツショップで。
手前、クルフィ(アイスクリーム)。
中、バルフィ。

ここは販売とイートインのお店。
イートインの約3分の1程度が
「女性と家族用」に分けられていました。
女性だけのお客さんもいましたよ。
やっぱり女の人が甘いもの好きなのは万国共通なのねー。
……と思っちゃうと早合点。
女性以上に甘いもの好きの男性も多いのがこの国、あるいはイスラムの文化。
(トルコもそうだし。バクラワとか)
この店も日本では考えられないくらい
男性客が多くて大繁盛。
お酒を飲まないってのも関係あるのかね。
18時16分。

最終日。
ペシャワールからイスラマバードに
向けて出発。

旦那さんが知り合いのタクシー運転手に
予約してくれていました。
車もいいのです。



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