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パキスタンB 〜家と町〜   2007/2/10、18更新


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ペシャワールの市内北部にあるホストファミリーのおうち。





おうちは借家。

2階建ての建物の2階部分を
借りています。

1階のおうちも中庭があるのね。
中庭(ベランダ)を挟んで、
二部屋ずつの振り分け。
家族の部屋、男女のゲストルームが
それぞれにあります。
中庭左手にあるのがキッチン。
雨の日は、調理も配膳も大変。

以前圧力鍋が爆発して、
屋根に穴があいているのもよくないのだ。
ていうか直そうよ。
そんで圧力鍋は火力を調節して使おうよ。


白いのはペンキっぽい。

ベースは日干し煉瓦かも。
最近購入した自転車。
「鳳凰 PHENIX」ブランド。
中国製です。
キッチンと背中合わせにタンドール。

ナンとかナンとかナンを焼きます。
糸つむぎ機。
普通に使われてます。

家族が着る衣服を縫ったり、
売り物にする繊維服飾商品を作ったり、
手わざはウズベク女性の基本生活。

手回しミシンも常時スタンバイ。


絨毯の下絵を転写しています。

図案は、末の妹さんが抜群に巧い。
これは、翌朝アフガンに帰るアッカに
持たせるためのもの。
夜遅くに頑張ってるのは、
「早くやらないとねー」と言いつつ、
前日までしていなかったから(笑)。
手を洗う水差しと水盤。

普通に使ってます。

手で食べるので、
もてなしの最初と最後はこれ。
屋上の塀が高い。

身長160cmの私が背伸びしても
外は見えない。

もちろん、周囲から見られないため。
でもちょっと何かを台にすれば覗ける。


あるとき、末の妹さんが材木に乗って
じいいーっと外を見ていました。

何をそんなに熱心に見ているのかと
思ったら……。


「ほら、あれ」
鳥が。

近所の工事中の庭かおうちか。

これはその数日後に撮ったもの。
最初見た日は、木や池もあったのですよ。

(※オンマウスで拡大画像アリ)


端整すぎるほど端整な顔立ちが、
笑うとはっととするほど可愛く優しくなる
ナイーブなお嬢さん。

ナショナルジオグラフィックのあの写真。
「アフガンの少女」に、ちょっと似てる。
と、最初に見たときから
ずーっと思ってました。

手足冷やさないようにね。
靴下はいてね。


家の前の通り。
屋上からこっそり。
キッチンの覗き窓からこっそり。

人が来たらここから覗いて、
誰が来たかを見るのだそう。
17時37分。

「(空気が)乾いてるから
空がこんなに青いのかね」

とは、写真を見たお友達の言葉。


乾燥してて、土埃っぽくて、
空が、広くて、遠い。

四方が閉ざされて上だけが開いたここの環境は、多分「そういうもの」として人間に作用してるよ。強烈に。


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