道後・松山D 〜道後ぎやまんの庭、松山その他〜


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道後温泉本館と木子七郎以外の松山。やっぱり濃いくて感謝感謝。
こちら、写真はないけど、食欲&物欲もご満悦。



2006年5月3日


[道後ぎやまんの庭] 公式HP
愛媛県松山市道後鷺谷町459-1
089-933-3637
9:00〜22:00/大人1000円

「道後ぎやまんの庭」

平成17年元旦に開館した
近世〜近代の日本のガラスの美術館。
最近できただけあって、ロゴも建築も凝ってますね。カフェやギャラリーが併設なのも、これは新しいからか温泉観光地という特殊な立地のためか。 夜10時までやってるのも、温泉観光地だからでしょうか。でもこれはいい。

「ここは夜がきれい」と、夜を選んで連れていってくれたお嬢さんに感謝。
ガラスは光と共にあるべきものだと、ガラスの杯は水を入れられるべきものだと、天満切子の撮影のときに宇良さんがおっしゃってたけれど、こういうのを見るとそれがよく判る。





ここの収蔵品はよいですね。

江戸時代のぎやまんが秀逸でした。明治、大正以上に見る機会が少ないんでないかと多うしさ。

それと面白いのが、やっぱりガラスは「工芸」だということ。暮らしが変わると器の形と用途が変わる。江戸時代の酒器は日本酒想定だったりするけど、時代を下るにしたがってどんどん洋酒化していく。ちゃぶ台を囲むとりわけ文化が定着していくにしたがって大皿と取り皿のセットが増えてくる。氷こっぷとか出てくるのは、アイスクリーム時代以降だもんな。でもなんにしてもガラス器は「もてなし」を目的とした「ハレ」の器ではあったようだけれど。
それにしても、人工光のガラスに対する影響力は大きい。ウランガラスとか。 ・・・・これはもしや90度まちがってますか? でもシャンデリアはとりあえず文句なしに夜のものでしょう。光源が何かは別にしてもさ。 もうひとつ、まさかまさかの大収穫。
帰ってきてからネットで復習したところ復元らしいけれど、あれが見れました!
宇和島小西邸の色ガラス!
藤森照信「日本の洋館(1)」
まさかそんなところでそんなものに出会うと思ってなかったのでドキドキしたのなんの。いやはやすごかったー。やっぱガラスは光ですよ、うん。(しつこい)
そんでもってやっぱり増田さんの写真もすげー。・・・と思った次第。





県庁前からお城のある公園を望む。 晩ごはんはマルブンさんへ。


お昼にいったオールドイングランド道後山の手ホテル


階段横にあっ電話とおぼしきもの。 こちらは交換台ですかね。 松山市立子規記念博物館
前を通ったときに撮りました。
中は見ていません。


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