道後・松山G 〜お土産図鑑〜


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食いしん坊、本領発揮。
目についたお土産はほとんどすべて食べ物でした。



日が経つと中のお餅(お餅か?求肥?ではないのか?)が消えてなくなる!という噂を確かめるために現在放置中。そろそろいっこ開けてみるか・・・。


そして2週間放置。

食べるとたしかに餅がない!
と思いきや、丁寧に解体するとやっぱりある。ってことは、つまりあんことお餅の固さがちょうど同じくらいになってしまうから餅っぽさがなくなってしまうってことですね。おもしろいですな−。
「松山のおいしいお土産」ということで、まずは坊ちゃん団子です。 うつぼ屋さん。
道後温泉本館の個室で出されるのもここのだそう。
抹茶、小豆、玉子で三色だそう。なぜ三色なのかはリサーチ不足ですみません。





そんでヒットだったのがここの洋菓子。

会社のお土産の詰め合わせから、
ダックワーズ
レザンサブレ
マーマン
をいただきましたが、(取りすぎはさておき)どれもおいしくてびっくり。
もうひとつの松山銘菓「母恵夢(ポエム)」。

広島にも支店があるためか、「瀬戸内海各県の人はみんな自分とこのものだと思ってる」とは、地元松山出身のお嬢さん談。

ていうか、ご自身で「瀬戸内銘菓」と名乗っておられるですよ(笑)。しかも社名が株式会社母恵夢ってのもなかなかです。
黄身あんにバター。
そりゃまちがいないわいな。

そして「牛乳に合う」(Tちゃん)のもごもっとも。


個人的には皮のほろほろ感もポイント。
そして煎茶にも好適。
ダクワーズは相当ハイレベル。レーズンサンドも、六花亭系ではなくてもっとふわふわした感じだけど(そしてレーズンはしっかりしている)、なんせ中に入ってるレーズンの洋酒たっぷりのみずみずしさが出色。

くそう、母恵夢め。


甘党「まつや」


みたらしだんご
労研饅頭」 黒大豆
ご存知ポンジュース。

そうですか、製造元は株式会社えひめ飲料さんとおっしゃいましたか・・・。

ストレートな社名だ。
しかしこれはちょっとレア?
ストレートうんしゅうみかんジュース「旬」。

しまったかな。
他にもいろいろあったかも。コンビニとかちゃんとチェックすればよかった。
松山中央商店街の銀天街にある甘味屋さん。テイクアウト可。箱入り10本〜。

地元出身のお嬢さん曰く、「帰省するとときどき無性に食べたくなる」そうな。
わかるわかる、これは美味しい!
大阪でいう喜八洲のような感じでしょうか。
空港でいっこだけ買ってみましたが、あいや、なかなかやりおるですじゃ。生地がおいしいよ。確かに素朴だけど、でもロバのパンみたいに素朴一辺倒じゃないし。

なんだろうね、ちゃんとタネの風味がするような。そんで黒豆がいいいい。
ちなみにあんなしが好きだと思う。





皮のこんがり&しっとり感もいいし、あんもいい。皮は驚いたことに手ごね。そしてこしあんのあんは、小豆の皮をむいてさらしたむきさらしあん。色が白っぽくて味が上品。びっくり。
坂本菓子舗」のもみじ饅頭。

なんだなんだ、
やけに美味しいぞここのもみじ饅頭!

お母さまにもお母さんにもおかんにもおばちゃんにも好評でした。
店頭で何気なく買った「杓子せんべい」。
1袋18枚350円だったかな。

なのになんと一つひとつ手流しの手焼きで、生産量も少なく発送もしないという、実はレアものだった一品。

そういうことは先に言っておくんなさいよ。
これもグリルで軽く焼くと、まるで焼き立て?!と言いたくなる素敵な香ばしさに。

つまりあれか。
焼きたてが美味しいお菓子はなんでももっかい焼いてみろと。


しかし宮島の皆さん、なんでもかんでも杓子型にするのはちょっとどうかと。この形はどう考えてもこれ以上ないってくらい割れやすいですよ、ほんとに。思いません?
店頭で食べた焼きたてもびっくりだったけど、いっこバラ買いして夜に食べたチーズがツボ。「チーズクリーム」じゃなくてほんとの「チーズ」が入ってて、これはアレです、観音屋のチーズケーキ的チーズもみじです。





「津田清風堂」の生姜糖

これはもう完全にビジュアルで勝ち。
問答無用で勝ち。


くやしいけどやっぱエルマガの眼は鋭いやんね。ちぇ。
たとえ中の生姜糖がびっくりするようなカラリングであっても。そして宿命的に割れる形状であっても。それに浮き彫りのデザインが頑張ってるのもよくわかるんだけど・・・。 ごめん、でもやっぱりこれはガワですわ。ラベルと、それとこの箱。なんでまたこんな手とお金がかかり(よね?)、ストックにも運搬にも不向きな形にあえてしたのか。しかもそのおかげで包むのまで大変(オンマウス画像参照)。でもこうしたかったからあえてこうした、その心意気が好きだ。 ラベルの絵もいいし。
おっちゃん、やる。


ちなみに鳥居の箱と絵のは「鳥居糖」。


[津田清風堂]
佐伯郡宮島町536-1
0829-44-0232


さて、もみじ饅頭ですが。
グリルで少し温めてこんがりさせると焼き立てっぽさが復活して大変よいです。
なんせ生地がおいしくなります。


ていうかアレだ。
これ系のおまんじゅうには基本この手が使えるわけだ。学習学習。
こののど飴いい!

詳細マテ。
石崎汽船の宮島水族館セットチケットのおみやげでいただいた「やまだ屋」さんのもみじ饅頭。 町家通りの酒屋さんでいただいた「大長 檸檬酒(おおちょう・れもんしゅ)」。瀬戸内海の大崎下島という、「国産レモン発祥の地」のレモンを使って作っておられるそうな。甘いけど爽やかで美味しかった。

日本のレモン栽培開始は明治31年。


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